新型コロナウィルス緊急学生支援金寄付について

 度重なる緊急事態宣言に基づく休業要請等で、経済活動が低迷する中、報道等において、大学生の学業継続に向けた経済的支援は喫緊の課題となっていると言われております。稲友会理事会においても、本会がどのような支援ができるのか、公平、公正な支援をどのように実現できるか、昨年来より検討を重ねてまいりました。
 変異株においては若者の重症化率も高まる等、在学生を取り巻く環境は、より厳しい環境に追い込まれているように思われます。
 一方で、稲友会活動においても、2020年度事業のいくつかが、新型コロナ禍においてイベント活動ができないことを理由に滞り、本会の目的の1つである「母校・名古屋文理大学の発展に寄与すること」が満足にできていない状況となっております。
 つきましては、本会から滝川学園・名古屋文理大学に対し「新型コロナウィルス緊急学生支援寄付」として、金参百萬円を寄付すること理事会において決定いたしました。

 本寄付について、学園からは下記のような使用用途として受領いただき、2021年7月1日に贈呈式として、目録をお渡しとさせていただきました。写真は、贈呈式の様子となります。

【寄付用途】
「1.オンライン授業の円滑実施に向けた対応」
 学生が遠隔授業の為にWeb会議システムの契約やeラーニングシステムの増強等によって、非常事態宣言下でも学びの継続 性を環境整備。
「2.感染防止(教室喚起)に向けた対応」
 対面授業再開後、学生さんが安全・安心できる環境を整備。

 将来の稲友会正会員となる、名古屋文理大学の在学生が無事に新型コロナ禍を乗り越え、卒業後を迎えられることを祈念しております。